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・受付時間
午前9時〜11時30分 午後16時半〜18時
・訪問診療は13時~17時までの対応となります。
※訪問診療は木曜日も対応しております。
休診日 日曜日 祝日
お腹の不調を専門的に診療する消化器科
消化器内科は、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸といった消化管と、それに関連する肝臓、胆嚢、膵臓といった臓器の疾患を専門的に診療する分野です。主な疾患は、逆流性食道炎、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、大腸ポリープ、胆石症など。「胸やけが続く」「胃がもたれる」「腹痛がある」「便通の異常(下痢・便秘)」など、消化器に関するさまざまな不調に対応します。

こんな症状はありませんか?
- 胸やけや酸っぱいものがこみあげてくる感覚がある
- 食前食後、空腹時にみぞおちの辺りが痛む
- 胃もたれ、吐き気、嘔吐の症状がある
- 腹痛、下痢、便秘に悩んでいる
- 血便や黒っぽい便が出る
- 原因不明の体重減少がある
食道から胃、大腸まで。
消化器科が診療する主な疾患
食道
逆流性食道炎
強い酸性の胃液が食道へ繰り返し逆流し、食道の壁(粘膜)を荒らしてしまう病気が逆流性食道炎です。主な原因は、胃と食道の境目にある筋肉(下部食道括約筋)の機能低下や胃酸の過剰な分泌。胸やけや胃から酸っぱいものがこみ上げる「呑酸(どんさん)」といった症状が見られます。
胃・十二指腸
胃炎
胃の粘膜(内壁)が何らかの原因で炎症を起こしている状態です。主な原因はストレス、鎮痛剤などの薬剤、アルコールの過剰摂取、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染など。急激にみぞおちが痛む「急性胃炎」と、持続的な胃の不快感や胃もたれが続く「慢性胃炎」があり、適切な診断と原因の特定が重要です。
胃・十二指腸潰瘍
胃や十二指腸は、本来、強力な胃酸から粘膜を守る防御機能を持っています。このバランスが崩れ、胃酸の攻撃によって粘膜が深くえぐられてしまう状態が潰瘍です。その主な原因はピロリ菌感染や鎮痛剤の副作用。空腹時や食後のみぞおちの痛みといった症状のほか、放置すると出血(吐血・黒色便)のリスクもあります。
胃がん
胃の粘膜から発生する悪性腫瘍。多くの場合、ヘリコバクター・ピロリ菌の慢性的な感染が背景にあるとされています。初期段階では自覚症状がほとんどありませんが、進行すると胃の痛みや不快感、食欲不振、体重減少などが現れます。早期に発見するためにも、健康診断などの定期的な内視鏡検査(胃カメラ)をおすすめします。
腸
大腸炎
大腸の粘膜が炎症を起こし、機能が低下している状態。ウイルスや細菌の感染、免疫の異常、血流の滞りといったさまざまな要因が引き金となります。主な症状は急な腹痛、繰り返す下痢、粘液や血液の混じった便(粘血便)など。原因に応じた適切な診断と治療が必要となります。
虚血性腸炎
大腸の血管が一時的に詰まるなどして血流が途絶え、粘膜がダメージを受ける病気。突然の強い腹痛(特に左側)で発症し、その後、下痢と血便が見られます。便秘で強くいきんだ後や動脈硬化が背景にある高齢者に起こりやすいのが特徴。多くは腸を休ませる治療で改善します。
憩室炎
大腸の壁が外側に袋状に突出した「憩室(けいしつ)」というくぼみに便などが詰まって細菌感染が起こり、炎症が生じた状態。主な症状として、腹痛や発熱、吐き気が挙げられます。軽症の場合は安静と抗生剤で治療しますが、重症化すると腸に穴が開くこともあるため、早期の受診が重要です。
腸閉塞
過去の手術による癒着などによって腸が物理的に塞がれたり、腸の運動機能が麻痺して動かなくなったりすることで、腸の内容物の流れが止まってしまう病態。排便や排ガスが停止し、激しい腹痛、お腹の膨満感、嘔吐を繰り返すため、速やかな受診が必要です。
大腸がん
大腸(結腸や直腸)の内側の粘膜から発生する悪性腫瘍。その多くは良性のポリープが時間をかけて悪性化することで生じます。初期段階では自覚症状がほとんどなく、進行すると血便や便通の変化(便秘・下痢)、腹痛などが現れます。症状がない早期のうちに内視鏡検査(大腸カメラ)で発見し、治療することが大切です。
潰瘍性大腸炎・クローン病
どちらも原因不明の炎症性腸疾患(IBD)で、免疫機能の異常が関与し、自身の消化管を攻撃してしまうと考えられています。潰瘍性大腸炎は主に大腸の粘膜に炎症が起こり、血便や下痢が特徴。クローン病は口から肛門までの広範囲に炎症が及び、腹痛や体重減少も伴います。ともに寛解と再燃を繰り返すため、継続的な治療が必要です。
肝臓・胆嚢
肝炎・肝硬変
ウイルス感染や過度の飲酒、生活習慣などによって肝臓に炎症が起きている状態を肝炎と言います。慢性的な肝炎が長期化することで肝硬変へと進行。肝炎や初期の肝硬変では自覚症状はほとんどありませんが、進行すると倦怠感、食欲不振、むくみ、黄疸といった症状が現れます。
胆石・胆のう炎
胆石とは、肝臓で作られる胆汁の成分が胆のうの中で固まり、石のようになったもの。胆石があるだけでは無症状の場合も多いですが、胆のうの出口に詰まるなどして炎症を起こす(胆のう炎)と、みぞおちや右脇腹の激しい痛み、発熱といった症状を引き起こします。
膵臓
膵炎
膵炎は、消化酵素を分泌する膵臓自体が強力な消化液によってダメージを受ける病気。主な原因はアルコールの過剰摂取や胆石で、突然の激しいみぞおちの痛みや背中の痛みが特徴です(急性膵炎)。また、持続的な炎症により膵臓の機能が徐々に失われる慢性膵炎もあります。
膵臓がん
初期症状が極めて乏しく発見が難しいがんのひとつ。腹痛、背中の痛み、黄疸、急な体重減少などのサインが出た時点で、病状が進行していることも少なくありません。早期発見の難しさが特徴であり、リスク因子を持つ方の定期的な検査が重要視されます。
これくらい…と我慢しないで。
消化器からのSOSサイン
「胃がもたれる」「胸やけが治まらない」といった悩みは消化器系トラブルのサイン。一時的なものと自己判断せず、繰り返す腹痛、下痢や便秘といった便通の問題、便に血が混じる(血便)などの異変があればご相談ください。
また、健康診断で「便潜血陽性」や「肝機能の数値異常」、「ピロリ菌陽性」を指摘された場合も、症状がないからと放置せず、専門的な検査を受けることが早期発見につながります。