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目次
物忘れ・認知症外来:
あれ?が増えたら一人で悩まずご相談ください。
「最近、物忘れが増えた」「もしかして認知症?」といった不安をお持ちの方やご家族の様子が気になる方のための専門外来です。単なる加齢による忘れっぽさなのか、治療が必要な認知症の始まりなのかを専門的な知見から診断します。早期発見と適切な対応がご本人とご家族の未来の生活を守る鍵となりますので、ひとりで悩まず、お気軽にご相談ください。

単なる物忘れ?認知症の始まり?
日常生活への支障が判断の目安です
加齢による物忘れ
加齢による物忘れは、体験した出来事の一部を“一時的”に忘れる状態です。「あの人の名前が出てこない」「昨日の夕食はなんだっけ」といったもので、ヒントがあれば思い出せることが多く、物忘れがあること自体も自覚しています。料理や買い物といった日常生活における身の回りの動作に大きな支障をきたすことはありません。
認知症
認知症は、体験した出来事の“全体”が記憶から抜け落ちるのが特徴。「食事をしたこと」や「約束したこと」を忘れ、忘れたという自覚も持てないことが多くみられます。認知症による物忘れは時間と共に進行し、時間や場所の感覚が曖昧になったり判断力が低下したりと、次第に日常生活そのものに支障をきたすようになるため注意が必要です。
アルツハイマーだけではない?
認知症のタイプ別にみる特徴とは
アルツハイマー型認知症
認知症の中で最も多く見られるタイプ。脳内に特殊なたんぱく質が蓄積することで神経細胞が徐々にダメージを受け、脳が萎縮していきます。
初期のサインは「新しい出来事を覚えられない」といった物忘れであることが特徴。病気はゆっくりと進行し、次第に時間や場所の感覚(見当識)が曖昧になったり、判断力が低下したりします。
血管性認知症
脳梗塞や脳出血といった脳卒中により、脳の一部の血流が途絶え、神経細胞がダメージを受けることで発症します。脳のどの部分が障害されたかによって症状の出方が異なり、できることとできないことがはっきりと分かれる「まだら症状」が特徴。脳卒中を繰り返すたび、段階的に症状が進行する傾向があります。
レビー小体型認知症
レビー小体という特殊なたんぱく質が脳(大脳皮質や脳幹)に蓄積することで起こります。特徴的なのは、実際にはないものが見えるという鮮明な幻視。また、手足の震え、筋肉のこわばり、小刻み歩行といったパーキンソン症状や意識がはっきりしている時とぼーっとしている時の波が大きいことも知られています。

前頭側頭型認知症
理性や感情、社会性をコントロールする前頭葉と言語を司る側頭葉が中心に萎縮していくタイプ。そのため、初期症状として「性格が変わった」「思いやりがなくなった」「社会のルールを守れない行動をとる」といった人格や行動の変化として現れるのが大きな特徴。スムーズに言葉が出なくなる場合もあります。
認知症の早期発見・早期治療が
未来の暮らしやすさを守ります
進行性の認知症の場合、現代医学では根本的な完治は難しいというのが現状です。しかし、薬物療法やリハビリテーションなどによって症状が進行するスピードを緩やかにすることが可能。できるだけ早く認知症を発見して治療を開始することで、患者様が自分らしい生活を送れる時間をできるだけ長く保てるだけではなく、ご家族の介護準備やご本人の意思を将来のケアに反映させることができるのです。
対話、画像診断、各種検査で多角的に評価。
最適な治療をご提案します
検査
認知機能の低下が疑われる場合、その背景にある原因を特定するために多角的なアプローチで検査が行われます。
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状況の聞き取りと対話による評価
医師がご本人やご家族と面談し、いつからどのような症状が出ているのか、日常生活で困っていることは何かを詳しく聞き取り。併せて対話形式の認知機能テストを実施し、客観的に認知機能の状態を把握します。 -
画像による脳の視覚的確認
CTやMRIといった画像診断技術を用い、脳の形状、特に記憶を司る海馬などの領域が年齢相応以上に小さくなっていないか脳梗塞や脳出血といった血管障害の痕跡がないかなどを視覚的に確認します。 -
そのほかの検査
脳以外の原因によって引き起こされている可能性が高い場合、血液検査で原因を特定します。また、場合によっては脳の血流や代謝の状態を調べるSPECT検査やPET検査など高度な検査を行うこともあります。
進行型認知症の治療
進行型認知症の治療は「症状の進行を可能な限り遅らせること」、「ご本人のQOLをできるだけ高く維持すること」の2点が重要です
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薬物療法
認知症の中核症状(記憶障害、見当識障害など)に対しては、薬剤によって症状の進行抑制を行います。近年では、アルツハイマー病の原因物質を脳内から除去する新しい治療薬も登場し、早期段階での使用が始まっています。 -
薬以外のアプローチ
計算ドリル、音読、パズルといった脳を活性化させる課題や転倒予防のための軽い運動を行うリハビリテーション、生活空間を安全で過ごしやすく整える環境調整、過去の楽しい経験を語り合う回想法等を用いて精神的な安定を図る心理的アプローチなどが実施されています。
1人で抱え込まないで。
佐貫内科医院はご家族の不安や悩みにも寄り添うパートナーです
認知症の方を支える日々は、愛情と同時に大きな負担も伴います。大切なのは、ご家族が介護者である前に一人の人間としてご自身の生活と心を保つことです。
もし介護する方が心身の余裕を失い倒れてしまえば、共倒れになりかねません。専門家や地域の手を借りてご家族の方々が休息を取ることは、患者様ご本人へのケアを未来にわたって継続させるための重要な戦略だと考えましょう。
当クリニックでもご家族の皆様をサポートしております。さまざまな施設・機関や行政サービスなどを繋げる役割を担っていますので、おひとりで抱え込まずに当クリニックへご相談いただければ幸いです。