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肝臓や腎臓が気になる

肝臓や腎臓は、重要な臓器ですが、障害があっても、かなり進行するまでは、症状が出てこないため、定期的に血液検査での評価が必要です。もし肝臓の病気が進行すると、皮膚や目が黄色くなる(黄疸)、お腹が腫れる(腹水)、体がだるい、食欲低下などの症状が出現します。 高度に進行すると、肝硬変という肝臓の機能がほぼ失われた状態となり、肝臓癌の発生につながる可能性があります。また腎臓の病気が進行すると、尿量が低下し、むくみ、血圧上昇、体のだるさなどが出現します。腎臓の機能が失われると、腎臓の代わりに血液透析(週3回、数時間程度かけて、自分の血液を外に出して、余分な水分や毒素を除去したのちに、血液を戻してあげる治療)が必要になります。

肝臓の機能が低下する場合、アルコール、脂肪の蓄積(肥満・アルコールなど)、薬剤、ウイルス感染(肝炎ウイルスを含む)、自己免疫性(自分体の中に自分の肝臓を攻撃する物質ができてしまう)、結石(胆石や総胆管結石など)、癌、などの原因が考えられます。腎臓の機能が低下する場合、糖尿病、高血圧、慢性腎炎、腎動脈狭窄、などの原因が考えられます。

肝臓や腎臓の機能が気になる場合は、まずは血液検査や尿検査での評価が必要です。結果に応じて、各種画像検査などの精密検査を検討することになります。ご心配な場合には、いつでもご相談ください。

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